国内のカスタマーサービス業界では、AIを搭載したボイスボットの導入が進んでいます。そしてこの流れは今後も続くと予測されています。

デロイトトーマツミック経済研究所の分析によると、2024年度の自動対話システム市場(ボイスボット・チャットボット)は、前年比21.3%増の232億円で、2030年度には700億円を超えると予測されている。(出典:デロイトトーマツミック経済研究所)さらに、ボイスボット市場は年平均38.0%の成長を遂げ、2029年度には191億円規模へ拡大すると分析されている。(出典:コールセンタージャパン)

しかしAIボイスボット製品があまりに多いので、「自社にぴったりの製品がどれかわからない」と思われるかもしれません。もしくは、「そもそも自社のニーズが明確化できていない。どの業務をAIで解決したらよいかがわからない」と感じておられる管理者の方もいることでしょう。

この記事では、弊社(株式会社コミュニケーションビジネスアヴェニュー、以下CBA)がすでに動作検証をして国内のコンタクトセンターへおすすめできるAIボイスボット製品を4つ紹介します。そして、4製品がどんなニーズに応えられるかも解説していきます。もちろん、各製品とよく比較される製品の情報も掲載していますので、ご自身で検討する際の参考にしてください。すでに導入済みで、AIの精度に課題を感じている方にも参考になる内容です。

海外の最新コールセンターシステムやデジタル・コミュニケーションツールを、20年以上にわたり日本市場へローカライズしてきた株式会社コミュニケーションビジネスアヴェニューが解説します。

この記事が解決するお悩み

「そもそも、どの業務をAIボイスボットで解決すべきかがわからない」

「今のボイスボットが期待した精度に届いていない」

「販売元が実際に検証した情報を見たい」

 

まず結論|あなたに合う製品はどれ?

まずは結論からお伝えします。下の表の左の列から、自社の状況に最も近いものを探してみてください。

こんな企業候補となる製品
国内保管や、既存システムとの深い連携が必要CBA Voice Insight Hub
短期間、小規模、従量課金のみで始めたいTelnyx
日本語の認識精度が高いAIボイス&AIチャットボットを運用したいNamiGen
AIエージェントの作成で終わらず、AIと人の両方が成果を出せるセンターにしたいCresta

この整理は、候補を絞るための目安です。実際の選定では、通話量、セキュリティ要件、既存システム、運用体制、予算を合わせて確認する必要があります。

9項目で比較|国内保管・導入スピード・料金モデル・対象範囲

4製品の違いが最もはっきり出るのは、「導入目的」と「国内保管」です。気になる項目の行を横に読んでいくと、各製品の性格がつかめます。

比較項目CBA Voice Insight HubTelnyxNamiGenCresta
特徴国内対応・個別構築が得意なAI対応基盤通信基盤一体型のAIボイスボットSaaS日本語が得意なAIボイス&AIチャットボットAIエージェントの作成から育成までを一気通貫で管理
主な導入目的受付自動化+既存システム連携短期間でAIボイスボット導入日本語精度が高いAIボット運用を同一基板でAIエージェント運用・全会話分析・QA・コーチング
導入スピード要件に応じて構築早い中程度中〜長期
カスタマイズ性高い低〜中高い高い
国内保管○要確認構成次第要確認
ボイス以外の範囲チャット・WebRTC・ナレッジ連携チャット・電話基盤チャット・ワークフロー・ナレッジ管理チャット・オペレータアシスト・QA・コーチング・分析
料金モデル従量課金従量課金基本料金+従量課金基本料金+従量課金
向いている企業国内保管・既存連携・個別要件が重要小規模開始・立ち上げスピード重視日本語に強いAIボイス&AIチャットボットを同じ基盤で運用したいAIエージェントの作成だけでなく、全体の応対品質まで改善したい

4製品を徹底解説|検証してわかった得意・不得意

では弊社がすでに検証し、安心しておすすめできるAIボイスボット製品を4つ紹介していきます。各製品とも下記の項目で比較をしています。

  • 一言でいうと
  • 製品解説
  • 主な特徴
  • 価格体系
  • 注意点
  • よく比較される製品
  • おすすめするコンタクトセンターとは

1.CBA Voice Insight Hub(CBA VIH)

一言でいうと

CBA Voice Insight Hub(CBA VIH)は、国内保管や個別要件への対応を重視した、カスタム型のAIボイスボット基盤です。

製品解説

CBA Voice Insight Hubが現場の声を聞いて作られたことを示す図。自然な会話への要望に一般的な応答速度未満、セキュリティ重視にデータの国内保管、ハルシネーション防止にガードレール用AIエージェントという実装を対応させ、AIボイスボットの発話内容をお客さまに話す前にチェックするSTSのガードレール機能を示している。

弊社のCBA Voice Insight Hub(CBA VIH)は、国内のBPOやコンタクトセンターの声を聞きながら開発してきた製品です。

たとえば、「自然な会話ができるようにしてほしい」という声のもと、応答の速さにこだわりました。お客さまが話し終えてからAIが答え始めるまでの時間は、弊社の計測で0.3秒〜1.5秒(※)です。

※数値について: 弊社の検証環境での計測値です。応答速度は、システム環境、回線の状況、シナリオの複雑さによって前後します。

音声を文字へ変換せずにそのまま処理するSTS方式(Speech-to-Speech方式)を採用しているので、速い応答速度を実現できています。一般的な音声AIの応答速度は1.4〜1.7秒というデータもあるので、CBA VIHの応答速度はとても良好と言えるでしょう。

さらに、セキュリティを重視する声に応えて、データの国内保管に対応しています。

また、「ハルシネーション防止やコンプライアンス遵守も重視してほしい」という要望のために、ガードレール用AIエージェントを設けています。このガードレール用AIエージェントは、顧客対応をするAIボイスボットがウソをついたり、不適切な発言をしたりしないかを監視してくれます。

STS方式のガードレール機能を設けるのは簡単なことではありませんが、CBA VIHでは実現することができました。CBA VIHは、安心して顧客対応をAIに任せられる製品です。

CBA VIHはシンプルに運用できます。現場が必要な機能だけを切り出して使える構成となっています。そのため、「あれもこれも機能があるけど使っているのは一つだけ」という事態を避けられます。コスト管理をしっかりしたうえでAI運用ができる製品です。

主な特徴

  • 国内環境への構築や国内データ保管に対応
  • CTI・CRM・独自システムとの柔軟な連携
  • 必要な機能だけを選べるモジュール構成
  • RAGによる社内ナレッジ連携
  • オンプレ対応
  • 個別業務に合わせた業務ロジックの作り込み
  • 通話ログを活用した品質改善と運用管理
  • ガードレール機能がある安心設計

価格体系

  • 従量課金

注意点

  • 導入にSaaS型より時間が必要
  • 多言語対応より日本語対応を重視
  • 管理画面やダッシュボードは要件に応じた設計が必要

CBA VIHとよく比較される製品

■ PKSHA VoiceAgent

用意されているプランがわかりやすく、最適な窓口へ入電を自動振り分けする「AI-IVRプラン」と、特定の用件の対応を自動化してくれる「自動応答プラン」という構成です。

PKSHA VoiceAgent 公式サイト

■ LINE WORKS AiCall

既存PBXをそのまま活用しながら、電話の入口をAI化できるクラウド型AIボイスボットです。対応コールが増えても安心の定額制を採用しています。

LINE WORKS AiCall 公式サイト

■ commubo

シナリオ型と生成AI型を業務に応じて使い分けるハイブリッド設計を採用。定型業務は確実なシナリオ型で対応し、柔軟な対応が必要な際は生成AI型に任せる運用が可能です。

commubo 公式サイト

こんなニーズに応えます

データの国内保管を重視する

既存システム(CTI、CRMなど)や自社環境と深く連携したい

必要な機能だけを使いたい

製品を選ぶ際の注意ポイント
国内製品であることと、録音やログデータが国内に保管できるかどうかということは同じではありません。製品ごとにデータの保存場所や処理経路がどうなっているか確認しましょう。

CBA Voice Insight Hubが気になった方へ

製品の詳細資料のご提供、デモのご案内、要件定義からのご支援まで対応しております。「自社の環境で使えるか知りたい」という段階でもかまいません。

2.Telnyx

一言でいうと

Telnyxは、電話基盤とAIボイスボットをまとめて利用できる、短期導入に向いたSaaS製品です。

Telnyx 公式サイト

製品解説

 Telnyxで数週間で本番環境を立ち上げる流れを示す図。電話番号の取得、必要な機能の選択、本番稼働という3ステップと、ITに強い人材がいなくても運用できる点、会話分析と課金状況をダッシュボードで一元管理できる点を示している。

「数週間で本番環境を立ち上げたい」というニーズに応えられるのがTelnyxです。AIボイスボットの立ち上げがすぐにできるだけでなく、電話番号の取得もオンラインで簡単に行えます。必要な機能を選んで、短期間でコンタクトセンターを安価に立ち上げられるサービスです。

ITに強い人材がいない現場でも使いやすい設計になっています。AIと対話しながら、シナリオ構築や応対フローの改善ができます。ダッシュボードも見やすく、会話を分析した結果や、AI運用の課金状況などを一元管理しやすくなっています。

応答の速さも実用的です。弊社の計測(※)では、お客さまが話し終えてからAIが答え始めるまで平均1.0秒、最も遅いケースでも1.6秒でした。

※数値について: 弊社の検証環境での計測値です。応答速度は、システム環境、回線の状況、シナリオの複雑さによって前後します。

主な特徴

  • 電話番号・通話・AIボイスボットを一体提供
  • SaaS型のため短期間で導入しやすい
  • 管理画面から通話ログやレイテンシを確認可能
  • 多言語対応と海外番号に対応
  • 従量課金中心で小規模利用から始めやすい
  • シナリオやプロンプトの変更が容易
  • 国際展開を前提とした通信基盤を利用可能

価格体系

  • 従量課金

注意点

  • 国内保管は要件ごとに確認
  • 深い個別開発には向いていない
  • モデルや構成によって分単価が変わる

Telnyxとよく比較される製品

■ アイブリー AI Contact Center

電話の一次受付からシステム入力、データ分析までをAIが担当してくれます。コンタクトセンターでの使用に加え、リアル店舗とのハイブリッドでも運用していける製品です。

アイブリー AI Contact Center 公式サイト

■ MOBI VOICE

AIが顧客の言い直しや表現のゆらぎを理解し、会話が途切れることなくスムーズな対応ができます。ゼンリン住所データ連携で、住所の復唱確認や修正作業を自動化することも可能です。

MOBI VOICE 公式サイト

■ Twilio ConversationRelay

0.5秒から0.7秒の低遅延で応答ができるAIボイスボットです。お客さまがAIと話しても、人のオペレータと話しても、さらには別のチャネルで話した内容もすべて一元管理することができます。

Twilio ConversationRelay 公式サイト

こんなニーズに応えます

立ち上げスピードを重視したい

従量課金の内訳を簡単に把握したい

少ない席数で運用したい

Telnyxが気になった方へ

製品の詳細資料のご提供、デモのご案内、要件定義からのご支援まで対応しております。「今の通話量だといくらになるか知りたい」というご相談も承ります。

3.NamiGen

一言でいうと

NamiGenは、日本語の認識精度が高いAIボイス&AIチャットボットと、ワークフローやナレッジ管理をまとめて運用できるプラットフォームです。

製品解説

NamiGenの日本語聞き取り精度を示す図。ノイズ・訛り・口語といった現場の通話条件に対し、音声認識NamiSenseが各単語を高精度に認識し、関東のアクセントや関西弁に対応、東北・九州弁は開発中であることと、大手BPO・インフラ企業・金融業界での評価を示している。

NamiGenのAIボイスボットは、話し方が自然なだけでなく、日本語の「聞き取り」が得意です。

実はAIボイスボットで大切なのは、「自然な話し方」だけではありません。お客さまに質の高い応対をするために重要なのは、日本語の正確な聞き取りです。聞き取り精度が低いAIボイスボットは、正確な応対をすることができません。

NamiGenのAIボイスボットは、ノイズの多い環境下でも各単語を高い精度で認識できます。さらに、AIが不得意とする各地の訛りを苦にしません。関東地方のアクセントや関西弁に対応しています。東北・九州弁にも対応できるよう開発が進められています。

NamiGenで使われている音声認識ソリューション(NamiSense)は、実際に利用している大手BPOやインフラ企業、そして金融業界から高く評価されています。他の音声認識ソリューションに不満を持っていた方たちからも、日本語認識の精度の高さや、ノイズ耐性の強さに対して高い評価をいただいております。

さらに、NamiGenは「AIボイスボットの運用は大変そう」という心配が無用な製品です。ボイスボットの応対でうまくいかないところの発見をAIが行い、シナリオ修正を管理画面で改善していけます。

そのため、運用担当者はログを1件ずつ確認したり、都度ベンダーにワークフローの修正を依頼したりする必要がなく、1名でも継続的に改善サイクルを回していけます。

主な特徴

  • 日本語の認識精度が高い
  • ワークフロー自動化
  • ナレッジ管理のしやすさ
  • CRM・CTI・基幹システムとの連携
  • インバウンドとアウトバウンドの両方に対応
  • 業務実行まで行うAIエージェントを構築できる
  • 1名で運用できる仕組み

価格体系

  • 基本利用料+従量課金

注意点

  • 利用する機能によって価格が大きく変わる
  • ボイスボット単体より導入範囲が広い
  • ワークフローとナレッジの運用体制が必要

NamiGenとよく比較される製品

■ PKSHA AI Suite for Contact Center

Webからの問い合わせや、コンタクトセンター業務に対応できるオールインワンのプラットフォームです。時間をかけたコンサルティングと、API開発なども含めたカスタマイズを行っていきます。

PKSHA AI Suite for Contact Center 公式サイト

■ モビシリーズ(MOBI VOICE+MOBI BOT GenAI)

AIボイスボットのMOBI VOICEと、AIチャットボットのMOBI BOT GenAIを組み合わせることで、音声とテキストによるAIでの顧客対応を実現できます。

MOBI BOT GenAI 公式サイト / MOBI VOICE 公式サイト

■ AI Worker

コンタクトセンターだけでなく、DX推進部やマーケティング部など他部署と同じプラットフォームで、AIエージェントを運用していける製品です。

AI Worker 公式サイト

こんなニーズに応えます

一つのプラットフォームでワークフローの設計やナレッジ管理を行いたい

日本語が得意で、ノイズに強い音声認識システムを使いたい

国内外のBPO、インフラ企業、金融業で実績のある製品が良い

NamiGenが気になった方へ

製品の詳細資料のご提供、デモのご案内、要件定義からのご支援まで対応しております。音声認識の精度を確かめたい場合もご相談ください。

4.Cresta

一言でいうと

Crestaは、簡単にAIエージェントを作成できるだけでなく、AIと人のオペレータ両方が成果を出すまで、AIが育成してくれるオールインワンAIプラットフォームです。

Cresta 公式サイト

製品解説

CrestaでAIエージェントを作るまでの流れを示す図。どの業務をAIに任せるか迷う壁に対し、Crestaが全会話を分析して効果を測定しやすい業務を発見し、AIエージェントを作る業務を提案、管理者は提案に答えて業務を決めるだけで、Crestaがそのエージェントを作成する4ステップを示している。

AIボイスボットを含むAIエージェントを作ろうと思うと、どんな壁にぶつかるでしょうか。

それは、「どの業務をAIに任せたら良いだろうか」という壁です。この壁にぶつかったときによく耳にする解決策が、「まずは効果を測定しやすい業務からAIにまかせてみよう」です。

しかし、そもそも「効果を測定しやすい業務とはどこか」、それがわからないということが多々あります。

私たちが現場で時折聞く声の一つは、「経営陣からはAIエージェントを使えと言われるが、どの業務で使ったらよいのかがわからない」というものです。

Crestaであれば、簡単にAIエージェントを使う業務を見つけられます。どのようにでしょうか。

まず、Crestaがコールセンターの全会話を分析します。そして、どこが一番AIエージェントが活きる業務かを見つけてくれます。いわゆる「効果が測定しやすい業務」がどこかを見つけてきてくれるのです。

定型業務が多い場所を探して、「ここにAIエージェントを作ったらいいのでは?」「たとえば、こんなAIエージェントを作れますよ」というように提案してくれます。

管理者はCrestaの提案に応えながら、AIエージェントが行う業務を決め、その業務を実行するAIエージェントをCrestaに作ってもらえばよいだけです。

 CrestaがAIエージェントを作って終わりではないことを示す図。AIとお客さまの会話を分析してAIエージェントをトレーニングし、同時に人のオペレータの全会話も分析して応対品質を高め、AIと人の両方が成果を挙げられるまで伴走することを示している。

CrestaはAIエージェントを作って終わりではありません。その後もAIとお客さまとの会話を観察し続け、より効果的な応対ができるようにトレーニングをしてくれます。同時に人のオペレータの応対も分析し、トレーニングしてくれます。

Crestaは、AIエージェントと人間のオペレータが成果を挙げられるように伴走していく製品なのです。

FDEサービスについて

CBAではFDEのサービスを提供しています。FDE(Forward Deployed Engineer)とは、AIが成果を出す状態までをサポートするエンジニアのことです。

どのようなサービスなのでしょうか。

最初に、FDEは顧客の現場に入り、現場と一緒に要件整理や構築のお手伝いをします。それだけではなく、Crestaを運用していく中で必要となるカスタマイズを実施し、現場がAIの価値を実感するまで伴走していきます。

単に製品を売って終わりではなく、Crestaが成果を出せる環境の整備までを行っていきます。

主な特徴

  • 応対履歴から自動化できる業務を発見
  • AIエージェントの作成
  • AIエージェントの業務を改善
  • AIエージェントと人のオペレータをトレーニング
  • 全会話の分析と品質評価
  • オペレータのリアルタイム支援

価格体系

  • 基本利用料+従量課金

注意点

  • 少量利用では固定費の影響が大きい
  • AIボイスボットだけが目的の場合は機能過多になる可能性がある
  • FDEと共に要件定義から進めていくと成果が出やすい

Crestaとよく比較される製品

■ Sierra

基本的にはオペレータなどの人間をできるだけ介さずに、AIでAI活用を推進していくためのプラットフォームです。ソフトバンクが日本で販売し、LINEMOでの実績があります。

Sierra 公式サイト

■ Observe.AI

コンタクトセンターの全会話を分析し、品質評価・VOC分析・オペレータ支援を自動化するAIプラットフォームです。AIボイスボットにも対応していますが、とくに強いのはQA自動化と会話分析です。Crestaと機能がかなり近いですが、日本語対応や国内の導入支援についての情報は多くありません。

Observe.AI 公式サイト

■ CallMiner

コンタクトセンターの会話分析を主に重視している製品です。VOC分析や品質管理を重視したいときには、使いやすいプラットフォームです。AIボイスボットとAIチャットボットは付加的な機能として搭載されています。

CallMiner 公式サイト

■ カイクラ

AIボイスボットとしては運用できないものの、Crestaの比較としてよく話題に出てくる製品なので参考情報として掲載しておきます。カイクラは、電話業務の記録・評価・共有に特化した国産ツールです。会話分析の部分で、Crestaと比較されることがよくあります。

カイクラ 公式サイト

こんなニーズに応えます

AIエージェントの構築を自動化したい

AIと人の両方の全会話を分析したい

AIエージェントと人のオペレータ両方の応対スキルを向上させたい

国内での導入実績と、日本語での支援体制を重視する

Crestaが気になった方へ

製品サイトで機能の詳細をご確認いただけます。デモのご案内や、FDEによる要件定義からのご支援も承っております。「どの業務から始めるか」の段階からでもご相談ください。

逆引き表|自社の要件から製品を絞り込む

ここまでの内容を、要件から引ける形にまとめました。

自社に当てはまる行を探すと、最初に確認すべき製品がわかります。

自社の要件最初に確認する製品
国内保管が必須CBA Voice Insight Hub
既存CTIやCRMと深く連携したいCBA Voice Insight Hub
AIが応対する時のガードレール機能を重視するCBA Voice Insight Hub
短期間で始めたいTelnyx
通話量が少ないTelnyx
海外番号や多言語が必要Telnyx
国内外のBPO、インフラ企業、金融業で実績のあるAIが必要NamiGen
日本語が得意なAIボットが必要NamiGen
人とAIの全会話を分析したいCresta
QAやコーチングを改善したいCresta
オペレータをリアルタイム支援したいCresta
AIエージェントの作成から成果を出すまでを一気通貫で行いたいCresta
複数の要件が重なる製品の組み合わせを含めてCBAに相談

なぜCBAは「イチオシ製品」を出さないのか

なぜ弊社が一つだけのAIボイスボット製品を扱わずに、4つの製品を提供しているのでしょうか。

それは、「一つの製品でお客さまのすべてのニーズを満たすことは難しい」からです。

AIボイスボットを導入する要件は、お客さま企業ごとに異なります。

国内保管を最優先したいニーズもあれば、短期間での導入を優先したい場合もあります。日本語の聞き取り精度や、ノイズ耐性を重視する企業もあります。AIエージェントに加えて、人のオペレータ支援や品質管理までを一つのプラットフォームで改善していきたい企業もあります。

そのため、CBAは一つの製品だけをすべてのお客さまに提案するのではなく、得意分野が異なる複数の製品を、お客さまのニーズに合わせて提供できるような体制を整えています。

本記事で紹介した4製品は、CBAが構成、価格、運用方法をすでに検証している製品です。一部の製品については、国内のコンタクトセンターでよく使われる通話シナリオを使った比較テストを行っています。

お客さまの課題や実現したいサービスによっては、AIボイスボット製品を提供するだけでは完結しないことがあります。そんな時はCBAが扱うCTI、CRM、音声認識、セキュリティソリューションなどを組み合わせた提案もさせていただいております。

弊社はこれまで20年以上にわたり、国内のコンタクトセンターへのサポートを行ってきました。

それで、AIボイスボットだけを熟知しているわけではなく、コンタクトセンターソリューション全般の実績と経験があります。長年蓄積した知見を活かして、最適な提案をさせていただきます。

最後に

AIボイスボットは製品ごとに得意分野が異なります。そのため、価格だけでは導入の可否を決めにくい製品カテゴリです。

あらかじめ、データの国内保管が必要か、CTIなどの既存環境との連携はどれほど必要か、現場のITスキルで運用していけるか、今の通話量にあった料金モデルかなどを確認しておく必要があるでしょう。

現場のニーズを解決したり会社が目指す姿を実現したりするためには、AIボイスボット製品単体だけではなく、他の製品の組み合わせを検討したほうが良いことがあります。

判断に迷われる場合は、CBAへご相談ください。開発案件から海外製品のインテグレーションまで手掛けてきた経験をもとに、要件整理の段階からご支援します。

AIボイスボット探しで迷っている方へ

  • 国内保管が必要か判断できない
  • 通話量に合う料金モデルを知りたい
  • 既存CTIやCRMと連携したい
  • 複数製品を同じ条件で比較したい
  • PoCの進め方を相談したい

CBAでは、製品を決める前の要件整理の段階から相談を受け付けております。

株式会社コミュニケーションビジネスアヴェニューでは、AIに関する専門知識と製品を提供し、お客さまのビジネスの成功をサポートいたします。AIボイスボットの選定や要件整理について、お気軽にご相談ください。