最近よく聞きますね。VR、AR、MR・・・

 

VR バーチャルリアリティ 仮想現実

この言葉は一般的ですね。はいはい、分かります。ウェアラブルのメガネとかでよくテレビで出てきますね。

 

AR オーグメンテッドリアリティ 拡張現実

私はやったことありませんが、ポケモンGOみたいなものですね。現実世界にあたかもポケモンがいるように見えます。はい、なんとか分かります。

 

MR ミックスドリアリティ(複合現実)

ナンジャソレ??という感じですね?(私だけ?)

 

さて、どうしてCBAが唐突にこんなことを言い始めるのでしょうか?

 

それは既に業界先進国のアメリカでは、これらの技術がカスタマーサポートや社内サポート、更には遠隔医療の分野で利用され始めているからです。

 

こちらのYoutubeビデオでは、MRの技術を用いて、遠隔地にいるフィールドエンジニアをエキスパートエンジニアがどのようにサポートするかが紹介されています。

 

このMR(複合現実)技術は、ビデオに出てきたシステム開発元のHelplightning社は「Merged Reality」と呼んでいます。二つのビデオストリームをマージして複合することにより、あたかもその場にエキスパートがいてエンジニアを、身振り手振りを用いて、または画面に注釈を書いたりしてサポートすることが可能になる、ということですね。このオンハンドサポートを彼らは「バーチャルインタラクティブプレゼンス」と呼んでいて、これは特許技術となっているそうです。

 

あるイギリスの臨床心理学ジャーナルでの発表によりますと、言葉だけで説明するのと、言葉+身振り手振りで説明するのとでは、10の効果性の違いがあるそうです。これはコールセンター業界に携わる私たちとしては興味深い調査ではないでしょうか。

 

アメリカでは既に製造機・電機メーカー、医療機器メーカーなどに導入実績があり、エンジニアの効率アップにより費用の節約や顧客満足向上に繋がっているという目に見える効果があるそうです。ある大手医療機器メーカーではこのアプリをエンジニアに利用させて、交通費で年間800万円以上の節約になったとの事。エンジニアが難しい問題を一回の訪問で解決できると、二度目に別の人を派遣するとかしなくて済むので、やはり広いアメリカは交通費などのコストでメリットがあるようです。

 

次回は遠隔医療でHelplightningのMR技術がどのように利用されているかご紹介できればと思います。

 

Helplightningの導入のご相談はCBAの営業部までお問い合わせください。

sales@cba-japan.com