Teamsで大規模ライブイベントを計画することがあるかもしれません。しかし海外事業所も含めた全社規模のイベントを実施する際、問題になるのが帯域不足です。
「映像が止まる」「配信が不安定」「画質が悪い」などの問題が発生してしまいます。
帯域不足をどのように解消したらよいでしょうか。今回は3つの解決策について考えてみます。
さらに帯域問題を解決する効果と、解決するために役立つeCDN製品についても紹介していきます。

(帯域不足については「【Teams導入企業必見】大規模ライブイベントの効果について検証|企画例も紹介!」をご覧ください)

帯域不足を解消する効果とは?

そもそもコストを掛けて帯域不足を解決することは本当に必要なのでしょうか。帯域問題を解消する効果を4つ取り上げてみます。

  • 配信が安定する
  • 高画質で配信可能
  • 会議室の大画面プロジェクタで視聴可能
  • 配信がブロックされない

それぞれの効果について説明します。

配信が安定する

十分な帯域を確保してライブイベントをすることで、安定したストリーミング配信を行えます。
途中で止まったり回線が落ちたりすると、どうしても参加者の集中力が削がれます。発信側も見ている側も、いつ回線が不安定になるかわからないので、ヒヤヒヤしてしまい、盛り上がりに欠けるイベントになりかねません。
しかし十分な帯域があれば、予定したプログラムを参加者に最後まで楽しんでもらえます。

高画質で配信可能

マーケティング目的をしたライブイベントをするケースでは、見栄えのよい高画質で配信したいものです。帯域に問題がなければ、解像度を落とすことなくイベントを行えます。

会議室の大画面プロジェクタで視聴可能

ストリーミング配信を大勢が集まった会議室で見ることがあるかもしれません。大画面プロジェクタであっても帯域が十分にあれば、クリアな画像と音声で配信内容を楽しめます

配信がブロックされない

帯域を過度に使用すると、プロキシやファイアーウォールの壁に阻まれて、配信がブロックされることがあります。しかし帯域の利用を最適化していれば、どんな環境でもライブイベントに参加できます。

これらの効果を考えると帯域の問題を解決することは、Teamsによる大規模ライブイベントを成功させるのに不可欠だと言えるでしょう。

帯域不足を解消する3つの方法

Teamsのライブイベントが企画通りの目的を達成するには、帯域不足を解消しておくことが欠かせません。
しかし国内のすべての拠点海外事業所、世界中でリモートワークをする社員の自宅における帯域不足を解消することなど可能なのでしょうか。
帯域不足を解決する方法を3つ紹介します。

eCDNを活用する

最初に紹介する帯域不足の解決方法は、eCDNです。eCDNとは何なのでしょうか。
まずeCDNの「CDN」とは、Contents Delivery Networkの略称です。CDNは、Webの高速配信や負荷分散を担う技術となります。
必要最低限のローカル帯域幅を使いながらユーザーのネットワーク全体へイベントを配信していける技術です。動画、音楽配信に加え、オンラインゲームといった大容量のコンテンツを安定して配信する為にCDN技術が使われています。

そしてeCDNとは、エンターブライズ(企業)バージョンのCDNとなります。つまり社内の中で使われるCDN技術のことです。ストリーミング配信の先進国であるアメリカでは、すでに多くの企業が導入しています。

eCDN製品を導入することで、ネットワーク帯域の消費を解消し、動画コンテンツのストリーミング配信やオンデマンド配信を最適化していけます。さらに社内ネットワークの最適化も実現できます。Teamsでライブイベントをするときだけでなく、普段の業務を滞り無く行えるような帯域を確保できるのです。

Microsoft Streamを活用する

Microsoft Streamを使って帯域幅を節約する方法があります。あらかじめ動画コンテンツをMicrosoft Streamに保存しておく方法です。
保存された動画のリンクを社員へ送信すれば、社員は好きなタイミングで内容を見ることができます。社員は高画質な動画ファイルを自分のPCへダウンロードすることなく、インターネット経由でストリーミング配信を見られます。

ライブイベントを実施する際の帯域不足を解消する直接の方法ではありませんが、Office 365のツールを使った帯域不足解消法として覚えておくとよいでしょう。Teamsのライブイベントに、どうしても参加できない社員のために使うことができる方法です。
視聴する環境によってはStreamを使用する際に、帯域不足が発生することがあるので気をつけてください。

Teamsの低データモードに期待する

Microsoftコラボレーションプラットフォームで「Microsoft Teams」を担当しているグループが、低データモードを開発しているとのニュースが少し前にリリースされました。
リモートワーク中のTeamsユーザーが抱える帯域問題を解消する施策です。低データモードではビデオ通話中に使われるデータ量を制限できたり、ネットワークの可用性に基づいた柔軟な設定ができたりするようです。
Teamsのライブイベントを行うときの帯域不足を、低データモードで解消できるかもしれません。

Rampで帯域不足を解消しよう

https://cba-japan.com/ramp/

CBAではRampのeCDN製品を提供しています。Ramp eCDNとはどのような製品か少し紹介させてください。

Ramp eCDNとは

Ramp eCDNとは、ネットワークの交通整理をしてくれるツールです。動画配信の際に、帯域消費、逼迫、輻輳が起きないようネットワークを整理し、ネットワークを高速化したり安定化したりしてくれます。
ストリーミング配信やオンデマンド配信を最適化してくれるのがRamp eCDNです。Teamsのライブイベントを成功させるための力強い味方です。

(eCDNを導入する際の注意点については「【帯域不足を解消】eCDN人気製品3つを紹介|導入時の注意点とは?」をご覧ください)

Rampの特徴を紹介

Rampの主な特徴は以下のとおりです。

  • Microsoftの正式認定プロバイダー
  • あらゆるプラットフォームに対応
  • 効率が良い
  • 安全性の高さ

それぞれの特徴について簡単に解説していきます。

Microsoftの正式認定プロバイダー

RampはMicrosoftの正式認定プロバイダーです。Microsoft 認証済みのeCDN製品なのでMicrosoft Teams/Streamとのネイティブ連携できます。

(Microsoft Teamsとのネイティブ連携についてはニュースリリース「Ramp eCDNがMicrosoft Teamsとの統合を強化」をご覧ください)

ネイティブ連携に対応しているため、設定が非常に簡単です。Teams やStreamのアドミン画面で、eCDNの設定をオンにしてRampを選択するだけで連携設定が完了します。
Microsoft の推奨eCDNの中で、Rampだけがオンプレミスで、FireWall内側に設置可能です。

あらゆるプラットフォームに対応

様々なプラットフォームに対応しています。H.264やHLS、DASH、そしてHTML5など、すべてのライブ・オンデマンド動画ストリーミングプラットフォームに対応しています。そのため、ベンダー依存を気にする必要がありません。

効率が良い

Ramp導入の際は、既存のネットワークをそのまま使用することができ、現在使用しているビデオプラットフォームの変更が不要です。Teamsのライブイベント以外の用途で、視聴者が5万人や10万人に増えても確実に必要な帯域を確保できます。

安全性の高さ

RampのeCDNは、ファイアウォールの100%内側で展開します。自社のセキュリティポリシーを変更することなく導入できるのは安心です。
ストリーミング配信をする場合、あらかじめサイレントテスト(イベントシミュレーション)を実施し、インフラ層で発生する動画配信問題に自動対応して解決してくれます。

最後に

Teamsでライブイベントをする際に発生する帯域不足を解決する方法は、eCDNを導入することMicrosoft Streamを活用することです。今後のTeamsの低データモードにも期待したいですね。
十分な帯域を確保することによって高画質のストリーミング配信を安定して実施できます。ネットワーク環境が万全ではない海外事業所や、リモートワーク先であってもライブイベントを十分に楽しむことができるのです。
帯域不足を解消することで、Teamsのライブイベント機能を十分に活用し、エモーショナルな動画コンテンツを配信していきましょう。