インターネット回線を増強しないでTeamsを使った大規模イベントをしたい場合、eCDNを使うのがおすすめです。
しかし「eCDNを導入してみたいけど、どんな製品があるの?」「導入のときに気をつけるべき点が知りたい」と感じることでしょう。
そこでeCDNの人気製品を3つ紹介します。導入で失敗しないために覚えておきたい点も解説していくので参考にしてください。

eCDNの人気製品3つを紹介

eCDNとは、社内で使えるネットの高速配信や負荷分散を実現する技術です。帯域を太くすることなく、高画質なストリーミング配信を安定して行える特徴があります。
アメリカを中心に欧米ではeCDN技術の採用が盛んになってきていますが、まだまだ国内では「eCDNって聞いたことがあるけど、どの製品を選べばよいかわからない」と感じている方が多いのも事実。
今回はeCDNで人気のある製品を3つピックアップしてみたのでご覧ください。

(帯域不足を解消する効果については「Teamsライブイベントの帯域不足を解消する方法|eCDNならRamp」をご覧ください)

Ramp eCDN

https://cba-japan.com/ramp/

Ram eCDNは、Microsoftに統合済みのeCDNです。Microsoft Stream、Teams、Yammer、Skype Meeting Broadcastからのビデオ配信を最適化してくれる製品です。

Rampは、Microsoft Streamで検証された最初のeCDNです。Microsoftストリーミングアプリケーションの、マルチキャストとキャッシュ配信が可能な唯一のプロバイダーとなっています。レガシーマルチキャストソリューションを直接代替する唯一の方法ともいえるでしょう。
もちろんMicrosoft 365だけでなく、それ以外の動画ストリーミングプラットフォームにも対応しています。

Rampでは、導入に当たって特別な構成やカスタム統合、外部のクラウドベースのコントローラーへのアクセスが必要ありません。さらにオンプレミスで、FireWallの内側に設置ができ、FireWallに穴を開けずに運用できるという特徴もあります。
ピアツーピア方式に加え、キャッシュサーバーを立てるオプションがある点も、実際に使用している企業から評価されています。

社内のネットワーク環境をあまり変えたくない」、「Microsoft 365だけでなく、色々な動画プラットフォームと親和性が高いeCDNを使いたい」といった企業へおすすめです。

KOLLECTIVE ECDN FOR MICROSOFT

https://kollective.com/microsoft-live-events/

KOLLECTIVE ECDN FOR MICROSOFTは、Microsoft Teams Live EventやMicrosoft Streamの動画配信をスムーズにしてくれます。導入することで動画配信時の帯域消費を9割削減し、社内のネットワーク環境を安定させ、高速化していきます。

インテリジェントピアリングを使い、ライブやオンデマンドの動画配信をクラウドベースのプラットフォームで提供します。Kollective IQを合わせて導入すれば、ユーザーのネットワークアクティビティや、ライブイベント開催時のアクティビティを分析できます。 

Teams Live EventやMicrosoft Streamの動画配信状況を、ピンポイントで改善したい企業に最適な製品です。

Hive Streaming

https://www.hivestreaming.com/

Hive Streamingは、動画の分析、操作、最適化を得意とする3つの製品で構成されています。動画のストリーミングに特化した製品です。ゼロ構成アルゴリズムを使った動画の最適化を自動で行い、高品質なストリーミング配信を実現します。

リアルタイムでビデオパフォーマンスと、ユーザーのエンゲージメントを分析できるツールも備えています。社内の動画配信を詳細に分析しながら、配信品質を向上させていきたい企業におすすめの製品です。

eCDN製品の選び方

eCDN製品の失敗しない選び方とは、以下の3つのポイントを検討することです。

  • 日本語サポート
  • 各端末へのプラグインインストール有無
  • 柔軟性

各ポイントについて考えてみましょう。

日本語サポート

日本語サポートはサービスを使い倒す上であると助かるサービスです。
ネットワーク管理者の全員が英語ができる場合は重視すべきポイントではありませんが、日本語でサポートが受けられるのは何かと便利です。問題となっている状況を説明するのも日本語であれば安心ですよね。

各端末へのプラグインインストール有無

eCDNのプラグインを、すべてのクライアント端末にインストールする必要があるか無いかを確認してください。
すべての端末へインストールするとなると運用開始までに時間がかかってしまいます。各端末へのインストールが必要なければ、クライアント端末の増減や、製品のアップデートに簡単に対応できます。おすすめはインストール不要の製品です。

柔軟性

最後のポイントは柔軟性です。eCDNにおける柔軟性とはどういう意味でしょうか。
一般的にeCDNの方式は3つの種類があります。

  • ピアツーピア
  • マルチキャスト
  • キャッシュ

これら3つの方式すべてに対応している製品が柔軟性のあるeCDNです。柔軟性のあるeCDNはセキュリティの面で有利です。
たとえばピアツーピアだけにしか対応していない製品の場合、社内のネットワーク構成情報をeCDNのベンダーへ渡さなければなりません。サブネットの情報を開示しなければならないのです。
他の方式に対応しているeCDNであればその必要はありません。セキュリティーポリシーが厳しい会社でも安心して採用できます。
ただしピアツーピア方式でも、ファイアウォール内に管理サーバーを置けるのであればセキュリティの問題をクリアできることがあります。ピアツーピア方式の場合に、eCDNがどのように運用されるか確認することをおすすめします。

eCDN導入の際に知っておきたい注意点

eCDNはストリーミング配信を使って、社員や顧客とエンゲージメントを高めるために役立つツールです。しかしeCDNを導入する際には、以下の2点に気をつけてください。

  • 導入期間は使用環境によって違う
  • 帯域増強コストと比較する

それぞれの注意点について考えてみましょう。

(企業がストリーミング配信をするメリットについては「【Teams導入企業必見】大規模ライブイベントの効果について検証|企画例も紹介!」をご覧ください)

導入期間は使用環境によって違う

「せっかくeCDNを導入するのだから早く使いたい」「次のイベントが迫っているから帯域問題を今すぐ何とかしたい」ことがあるかもしれません。
しかしeCDNの導入期間は使用環境によって変わってきます。数週間から、ときには1ヶ月以上の期間が必要になることがあります。
eCDNの導入にあたっては期間に余裕を持って準備することをおすすめします。

帯域増強コストと比較する

帯域増強コストとeCDNの導入コストを比較することを忘れないでください。eCDNは帯域増強をしないで動画配信がスムーズにできるツールなので全面的におすすめしたいのですが、すべてのケースで最適な解決策になるわけではありません。

正直に言いますが、動画を視聴するユーザー数によっては帯域を拡張したほうがコストが掛からないことがあります。自社のケースでは、帯域を太くするコスト、eCDNを導入するコストどちらが経済的かを検討してください。
現状の分析、コストの比較で不明点があるときには、ページ下部の「お問合せフォーム」からCBAへご相談ください。

Rampを安心して選べる4つの理由

最後にRampを安心して導入できる4つの理由について説明します。

  • 日本語によるサポート
  • 豊富な導入実績
  • Teamsとの親和性の高さ
  • セキュリティが万全

それぞれの理由について簡単に見ていきます。

日本語によるサポート

Ramp eCDNは米国ボストンに本社を置くRamp社の製品です。しかし日本の正規代理店である株式会社CBAが日本語による万全のサポートを行ないます。
導入から運用に至るまで、eCDNの専門家である日本人のセールス担当や開発者が支援します。

豊富な導入実績

Rampはアメリカに籍を置く50%弱のグローバル企業へ導入されています。Fortune100掲載機企業や国内の企業へも導入されている製品です。

Teamsとの親和性の高さ

記事の前半でも触れましたが、Rampは Microsoft 認証済みeCDNです。そのためTeamsとの親和性が高いのが3つ目の理由です。
Rampを導入する場合、「Microsoft TeamsやStreamと連携するのに、難しい設定が必要になるのでは?」と心配になるかもしれませんが、安心してください。Microsoft側の設定は非常に簡単です。
すでにMicrosoft 側で、Rampとの連携を確立してくれています。ユーザーはTeams やStreamのアドミン画面で、eCDNの設定をオンにし、下記の画像にあるように、Rampを選択するだけで連携設定は完了します。

セキュリティが万全

導入にあたって気になるのがセキュリティです。RampのeCDNは、ファイアウォールの100%内側で展開します。
自社のセキュリティポリシーを変更する必要はないので安心してください。ウイルス感染やデータ流出防止の企業セキュリティポリシーに準拠して運用できます。

最後に

eCDNの人気製品は、Ramp、KOLLECTIVE ECDN FOR MICROSOFT、Hive Streamingの3つです。それぞれに得意分野がありますので、よく比較しながら導入を検討してください。
eCDN採用にあたっては、導入期間が使用環境によって異なること、帯域増強コストとeCDN導入コストを比較することを忘れないようにしましょう。
これからは動画コンテンツを使ってビジネスを進める、社員や顧客とのエンゲージメントを高めることが必須になってきます。eCDNを使ってネットワーク環境を整え、快適な帯域を実現してください。