AIがコールセンターやオフィスの現場にどうやって導入されていくのか?現在、弊社では ITyX(アイティックス)社の「AI Platform」(エーアイプラットフォーム)という製品の販売と利用研究を通じてスタッフが日々、お客様の多様なニーズにこたえることができるように研修を続けています。ヨーロッパの様々な企業で導入が進んでいるこのシステムについて、具体的に知りたいと思う方は下記をどうぞ。

AI Platform-人工知能を活用したインテリジェントな業務自動化を。

https://ityx-japan.com/ (日本語)

https://www.ityxsolutions.com/ (英語サイト)

このツールは、オフィスに絶え間なくやってくるメールを自動分類し、契約文書の内容チェックで人手による機械的な作業を大幅に軽減し、OCRで読み取った文書をすぐにRPA処理できるなど、「大量に流れてくる事務書類」の処理に特にすぐれた効果を発揮します。また課金体系は「使っただけのトランザクションベース」なので、最新のAIを「実際に効果があっただけ費用として払える」製品となっています。そのため、検証が終わった企業でそのまま稼働を続け、使用用途が拡大している現場も少なくありません。

「AIで何ができるのかみんなよくわかっていないけれど、とりあえず相談してオフィスのどの部分の効率を上げ、機械的なつらいチェック作業を減らし、自動処理を追加できるのか試してみよう」という場合にこの製品はうまくはまると思います。ただ小規模オフィスでの単発的な利用というよりは、毎日のように大量のメール、文書、その他のデータを扱っているという部署に入れることをお勧めいたします。

「費用対効果」は組み込むビジネスフローによって大きく異なりますが、契約文書などの記載漏れやうっかりと契約できないパターンを選択してしまった場合などをはじく動作などにうまくはめると、会社を数億円の損害から守る大事な砦になるかもしれません。

CBAの社員はAI Platformが導入される海外の現場に出向いて学んだり、AI Platformから伸ばすことのできる「手」を各種そろえるために、「音声認識を組み込むフロー」や「ZendeskやSalesforceと連携するためのフロー」、「各種日本語OCRと連携するフロー」など、いろいろな部品を作ったりしています。どうぞお気軽にオフィスへのAI導入についてご相談ください。

「AIが1秒で契約書をレビューする「LegalForce」が5億円を調達、β版は約3ヶ月で70社が導入」という記事などが最近話題になりましたが、

https://jp.techcrunch.com/2018/11/30/legalforce-fundraising-500m-yen/

案外、皆さんのオフィスにAI Platformがさらりと導入される時も近いかもしれません!

(弊社の社内では、osticket をばりばりに改造して使用していた既存のチケット管理を、バックエンドで同システムが動作する ThinkOwlというコールセンターツールでのチケット運用にリプレースして数か月が経過しています。)